普光寺摩崖仏


普光寺は、6世紀頃に九州出身で百済(古代の朝鮮半島西部及び南西部にあった国家)の王に仕えた日羅によって創建されました。

日羅は百済の威徳王から二位達率(国の中でNo.2の地位)と極めて高い官位を与えられた人で、聖徳大使の師匠だったとも言われています。
『豊後国志』によると、日羅は豊後国内に7箇所の寺院を創建してそれぞれに磨崖仏を彫ったそうで普光寺磨崖仏はそのひとつとされています。墓は熊本県八代市にあります。


普光寺摩崖仏

普光寺にある磨崖仏は、阿蘇溶結凝灰岩の断崖に県下最大級の不動明王像等が彫刻されたものです。6月中旬~7月頃には美しくあじさいが色づきます。あじさいまつりが有名です。